株式会社ライズウィル

代表井澤×主任荒城
代表の井澤と主任の荒城が入社時から現在に至るまでの変遷を話しました。
井澤 岳志
代表取締役
飲食コンサルタントとして「低リスク」かつ「現場主義」の開業・店舗再生を信条とし、継続コンサルティングにおける売上UP成功率は94.1%を達成。「日経レストラン」で支援店舗の成功事例が多数掲載されており、その他、テレビ、雑誌などの取材実績多数。著書は、現在11刷中のロングセラーとなっている。また、自身も飲食店を北陸地区で複数店経営し、より実践的な成果重視のコンサルティングを行う。
荒城 智子
主任
株式会社ライズウィルに入社、飲食店を中心にコンサルタント業務を行う。
売上向上支援、利益の出るメニューブック設計のほか、経営改善支援、販促支援、販促ツール設計などを得意とする。
飲食店経営者にとってもお客様からも価値を感じられ、愛されるお店づくりの支援を行う。
飲食店支援の経験を活かし、六次化事業の専門家として登録されている。

荒城さんは入社して9年目ですね。

荒城
そうですね。新卒で入社して9年目になります。
大学では日本文学専門で、経営の経済も分からないし飲食専門コンサルタントとは何をするのか全く分からなかったです。
井澤
最初はどんな仕事でしたか?
荒城
最初は一人でお客様に会うことはなかったですね。
井澤さんと同行して打ち合わせの議事録を書いたりしてました。
井澤さんは知識・経験があるので、ご支援先でズバッと答えを出していくんですね。
そこには調査や数値的裏付けがあることは確かなんですが、その答えって責任あることじゃないですか。
ある意味、店舗やオーナーの運命を決めていくこと。
荒城
コンサルタントとしてその決断をしていく姿を見ていて、ものすごい仕事だなという印象を受けましたね。
「自分がこんな風になれるのか?」と不安はありましたね。
井澤
最初はみんなそう思うかもね。
荒城
けど、ある時から井澤さんと私の接し方が違ってもいいし、お客様の深い思いを聞き出していくことにも価値があると思えるようになりました。
私は知識・経験がない分、お客様の求めていることを探求して、調べたり、話したり、お客様と一緒に考えることは自分でもできる。
荒城
そういう考えができるようになって、一人でご支援先に行くのも怖くなくなりましたね。
同行する中でも自分が調べたこと、自分がデザインした販促物などの説明をする時間が増えて、徐々に話せるようになってきたイメージですね。

荒城さんはコンサルティングもしながら、広告販促物のデザインも担当してくれているよね。

井澤
この二つは一見、異質な仕事のように感じる人もいるかもしれませんが、荒城さんにとってこの二つの仕事をどのように捉えている?
荒城
デザインは手段の一つだと思っています。
コンサルティングの中でいろんな課題が出てくると思うんですが、デザインも課題解決するためのツールですよね。
達成したい目的・目標にあった販促物を構成・作成していくことは、本質的にはコンサルティングと同じ仕事だと捉えていますね。
荒城
課題を解決するために何ができるのかを考えることが一番必要だと思うので、デザインは楽しいし、お役に立てている実感がありますね。
井澤
デザインは本当に大事ですよね。
お役に立てるって、具体的にどんな感じですか?
荒城
例えば、看板・メニューなどはお店を知ってもらいたいと思ったときに重要ですよね。
ただ、看板ひとつとっても、お客様はいろんな情報を載せたいんですね。
けど、目的は通行者に知ってもらうことなんですよね。
そうなるとシンプルで大きい文字にしなければならない。
細かい字で書くよりも業態がわかるようにしなければならない。
荒城
ここお店がある、ランチをやっている。
など一言で伝えることで効果が出ます。デザインによって一番効果的な方法を提案できるので価値があるし、お役に立ててると思いますね。
井澤
確かに、一般的なデザインとうちでやっているデザインって違いますよね。
うちは、お客様からデザインを依頼されることはあまりなくて、店舗の目標達成のためにはこういう看板・メニュー・POP・チラシが必要ですよ、っていうツールを提案していますよね。
井澤
だからこそ一番機能的というか、効果的。つまり一番お役にたつデザインを作っているんですよね。
そういう意味では、荒城さんのやっている仕事って、デザイン業務の中でも一番成果に直結するので、一番やりがいを感じられるのかもしれないですね。
成功事例も沢山あるよね。印象に残っている仕事はある?
荒城
そうですね。
最近、一番良かったなと思ったのは、富山駅前 のラーメン店さまで、もともと「富山名物」って書いてあったのを「富山ブラック」に変えた事例ですかね。
県外から来る方にとって富山名物って、キーワードはやっぱり分かりにくくて、富山ブラックに変えることでものすごく成果が出て、先日も過去 最高売上を達成されたので良かったと思いますね。
井澤
そういう嬉しい報告が本当に多いですよね。
みんなに感謝してます。

経営理念や行動指針については、どう意識していますか?

荒城
会社の理念に「 ワクワクしながら成長できる社会を創る」があるんですけど、次の目標を描いて頂くことが大事だと実際に思ってますね。
担当しているうどん店さまでも、通常ではそこまで忙しくないはずの3月に過去最高売上を達成されて、「やってよかった」って言って頂きました。
荒城
ただ、オーナー様がただがむしゃらにやるのではなく、お店の回転率が上がるようなメニュー選定 、構成、メニューブック作りをしたことでの過去最高売上なので、きちんと根拠があっての成果なんですね。
だからこそ、お客様も未来に期待を持てるし、次はもっと結果を出そうと、ワクワクしてくださっているな、というのを実感できますね。
井澤
なるほど。
9年はベテランになりますが、どうですか?
荒城
自分では、ベテランと思うことはないですが(笑)入社2~3年目のときにあるお客様の引継ぎがあったんです。
その時、社長様から「まだ(荒城さんだと)不安だから」と言われたことがあって。。その時は悔しい思いをしたんですが、今では一人で担当させて頂けるようになりました。
「荒城さんがいないと困りますよ」とまで言って頂けるようになって、本当にやってきてよかったと思いました。
井澤
そうですよね。
今話のあったお客様でも、もう12年のお付き合いですね。
他のお客様でも10年位のお付き合いがありますもんね。

今後、リーダーとしてどういう会社にしていきたいなど、目標はありますか?

荒城
私は古株で、一番、井澤さんの支援やお客様に対する想いを身近で見て来て、人が増えたり規模が大きくなるにしたがってこの想いが薄まっていってはだめだと思っていますね。
一番大事なところは、お客様が次の夢を描くこと。
私たちの知識や技術 を必要な人に届けて、絶対成果をだしてもらいたい。その想いが途切れないようしていきたいですね。
荒城
お客様の結果に対して責任を持つこと、この人に良くなってもらいたい、という強い思いを持っている会社であり続けたいですね。
井澤
そのために、荒城さんとしては何ができますか?
荒城
自分がまずお客様にワクワクしてもらうこと。
そのために成果を出し続けること。
自分の持っている知識や経験を惜しみなくだして、後輩 メンバーの良いアイディアを承認しつつ、新しい考えを活用していくことが必要だと思います。
井澤
なるほど、今後も頑張ろうね。
井澤
ライズウィルに興味を持ってくれた人にメッセージはある?
井澤
私も経験も知識もない状態から始めました。
分からないことは不安なのですが、逆を言えば伸びしろしかないので、絶対に変われるし成長もできるので、大事なのは気持ちですね。
ぜひ一緒に学んでいけたらと思います。